ぺい

渋谷系アドテクエンジニアの落書き

分からないを認識して、分からないと言う話

なんとなく知っているは知らない

社会人になって色々出来ないことはあるだろうけど、絶対これだけはやろうって考えていたのが、「分からないを認識して、分からないと言う」でした。 というのも、学生時代やりがちだったのが、「なんとなく知ってる」話を、「あーなるほど完全に理解したわ(知ってるだけ)」みたいなノリで、話を進めていた。それのせいで、痛い目にあったというよりは、ある会社のインターンのメンターさんに、「分からないを分かった風にしているのがだめ」と言われた一言で、自分が分かった風な気持ちになっていることに、気付かされた経験があり、そこからは、一瞬でも分からないことがあれば聞いてみる。とりあえず、自分の認識を言ってみるをするようにした。

当時の自分は、「知っているけど、よく知らない」を「分からないこと」という認識が出来ていなかった。悪気なく、「あー知ってる」と思ってやり過ごしていました。その「ん?」の感情に無頓着だったせいで、たくさんの学びを失ってきたと、その時に気付かされ、それからは分からないを認識するようになりました。

それからは、「ん?」ってなったら、「それってこういうことですか」「僕の認識ではこういうものだと思っていますが、認識合ってますか?」とか本当に分からない時は、「すいません、○○ってなんですか?」と聞くようにしている。(外部の人と話す時は、また違うのかな?分からないけど)

ちょっとした分からないをそのままにして、仕事を進めると、思わぬ巻き戻しが発生したり、本質を掴めず結局良い設計が出来なかったりと、その場の認識合わせの時間以上に時間を消耗することのが多いので、ガンガン聞いてなんぼだと感じている。分からないをそこで解消すると、次はそれが分かるようになるので、話がスムーズに進むようになる。つまり、さっさと聞いた方がその後の時間の効率化にもなる。

あと、単純に「ん?」は学びの瞬間なので、積極的に注目するべき感情と認識した方がお得。 最近、業務が分からないに溢れているので、改めて分からないことを認識していこうと思ったので、記事にしてみた。